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開催終了
テーマ展

相浦正信コレクション展

2022年4月30日(土) 〜 2023年1月15日(日)

概要

相浦正信氏は佐賀県出身のアマチュア昆虫研究家です。対馬に移住後40年の長きに渡り、昆虫の調査・研究そして教育普及に心血を注ぎ、その生涯を対馬の自然史研究に捧げました。本企画展では、ご遺族よりご寄贈いただいた400箱を超える膨大な昆虫標本の中から、氏が自宅の一部を開放して展示していた「私設昆虫館」に最後まで並べられていた展示解説付き標本を中心に、選りすぐりの対馬産昆虫標本を展示しております。直筆の解説キャプションや昆虫の生態を表した手描きの彩色図は、昆虫の特徴や魅力を見事に表現しています。対馬に息づく昆虫たちの多様な姿・形に、標本だからこそ近づける距離でじっくりとご鑑賞ください。

展覧会情報

  • 会期
    2022年4月30日(土) 〜 2023年1月15日(日)
  • 観覧料
    無料
  • 会場
    講座室
  • 主催
    対馬博物館

作品紹介

対馬の特産種昆虫類他

日本では対馬にのみ生息するチョウセンケナガニイニイやアキマドボタルの他、対馬でよく見られる身近な昆虫などがまとめられている。対馬固有の大型直翅目昆虫ツシマフトギスの標本は、生きている時の色を綺麗に残しており、相浦正信氏が高い標本作製技術の持ち主であったことが窺える。

主な展示作品