Exhibitions 展覧会

開催終了
特別展
対馬博物館企画展

泡ひとつよりうまれきし 山内光枝展

2024年7月13日(土) 〜 2024年9月23日(月)

概要

美術家の山内光枝は、2010年頃、海女村として知られる対馬の曲(まがり)集落で撮影された裸の海女が佇む一枚の古い写真と出逢います。それまで抱いていた日本人像や人間像から解放されていくような衝撃を受けた山内は、その後現在にいたるまで、主に黒潮・対馬暖流域の浦々で滞在を重ねながら表現活動に取り組んできました。本展では、山内の作品だけでなく、曲の方が復元制作した海女船や曲に伝わる海女漁の道具、また、写真家 芳賀日出男氏が捉えた曲の海女の写真なども展示します。10数年にわたって曲を軸に創作を続けてきた山内光枝が、海と人間の営み、そして、記憶にまつわる物語を紡ぐ展覧会です。

展覧会情報

  • 会期
    2024年7月13日(土) 〜 2024年9月23日(月)
  • 開館時間
    09時30分〜17時00分
  • 休館日
    木曜日(祝日の場合はその翌平日)
  • 観覧料
    一般・大学生 300円(240円)
    高校生以下無料
    ※( )内は15人以上の団体料金
    ※市民は上記観覧料から110円減額
  • 会場
    特別展示室1・特別展示室2
  • 主催
    対馬博物館

作品紹介

《つれ潮》

映像、2018年、対馬博物館蔵

《潮で描いたドローイング》

潮・紙、2014年

曲の方が制作した「曲の海女船(家船)」

2010年、曲生活館所蔵

曲の海女漁などで使用した漁労具

曲生活館蔵

上映スケジュール

主な展示作品